職域接種体験記2 (モデルナワクチンの副反応の一例 30代女性・2回目)

日常生活
Photo by Mufid Majnun on Unsplash

コロナウイルスのワクチン・モデルナ製、2回目の接種を受けてきました。

1回目の接種が終わった方、これからの方も多くいらっしゃると思います。2回目のモデルナワクチンの接種後の副反応について、自身の忘備録も兼ねてお伝えできればと思います。

私に出た副反応は、発熱、腕の痛み、倦怠感です。

接種1回目の副反応については、こちらに書きました。

スポンサーリンク

ワクチン接種

まずはワクチンの接種です。接種の流れは1回目と同じです。

ワクチンの接種会場はワクチンの品質保持のために温度を低く保っています。暑がりの方には涼しくてちょうど良い温度だと思います。ただ寒がりの方は、接種後に最低でも15分は待機が必要になるので、長袖を準備するなどした方が良いかもしれません。

今回、2回目ということで注射に関しては特に心配していることはありませんでした。

しかし、接種時に針を腕に刺した際、強い痛みを感じました。針を刺した時に「痺れてませんか?」と聞かれます。痛みだけで痺れてはいないので、特に問題ないことを伝えましたが、1回目よりも強い痛みがありました。

注射針の痛みだけでなく、ワクチンを体内に入れる時にも1回目にはなかった痛みがありました。もう副反応が出たのかと思いましたが、接種終了後すぐに痛みは取れました。

15分の待機を終えて、接種は終了です。

注射時の痛みについては心配に思ったので、筋肉注射についてググってみました。皮下注射に比べて痛みは少ないと言われていますが、痛みが出る場合もあるそうです。いわゆる個人差がある、ということのようです。1回目には痛みは特になかったので、針を刺す場所やその日の体調にも影響されるのではないかと思います。

接種後・当日の反応

接種後の経過観察時間である15分は安静にしていましたが、接種会場を出て腕の状態を確認してみたところ、すでに腕には副反応の痛みが出ていました。1回目に経験した痛みとほぼ同じです。腕を30度ほど横に広げようとすると痛みありました。

その後、3時間ほど仕事をして退社しましたが、その際にはすでにしっかり副反応の腕の痛みがでていました。

私は通勤の際にはリュックを使用していますが、ノートPCと350mLの水筒、折りたたみ傘、その他財布やスマホのような小物まで詰め込んでいますので、肩にかかる重さは結構なものです。帰宅までの時間、肩にあまり負荷がかからないように気をつけました。

リュックを背負う作業も副反応が出ているとぎこちなくなります。帰宅後から徐々に痛みがでるかと予想していたので、ここまで早く副反応がでると思っておらず、準備不足でした。通勤のカバンは片手・片腕で持てるタイプにすればよかったと思います。

帰宅後はすでに副反応の腕の痛みが出ているため、痛みを堪えての着替え・入浴を済ませて寝ました。

1回目と同様に、注射した側の左腕の下にタオルを引いて体重がかからないように少し高くして寝ました。右腕を下にして横向きで寝るのは、腕が動いてしまい痛みが出るので断念しました。

接種後・翌日の副反応

発熱

さて、翌日にどうなったか?というと、接種当日、夜寝たのですが2時、3時、4時、5時と1時間ごとに目が覚めほとんど眠れませんでした。おそらく痛みと発熱によるものです。

体温を測ってみると、37℃以上と発熱していました。朝方には顔や首を触るだけで熱があるのがわかるほど、体が熱かったです。

また、3時頃には、発熱による悪寒のためか、しばらく震えが止まりませんでした。室温は十分すぎるほど高いのに、鳥肌がたち寒気がするといった状態がほぼ1日中続きました。

発熱はお昼にかけて徐々に高くなり、39℃を超えてしまったので、市販の解熱鎮痛剤を服用しました。薬が効いてくると37℃まで体温は下がりましたが、薬の効果が切れてきたのか、夜にはまた38℃を超える熱が出ました。さすがにツラかったので、再び解熱剤を飲み寝ました。この日はしっかり朝まで眠ることができました。

接種前後の体温は以下のような推移でした。☆の後に薬を飲んでいます。

接種当日  朝  36.1℃
      直前 36.6℃

接種翌日  3時  37.2℃
      6時  37.6℃
      8時  37.8℃
      10時  38.8℃
      11時  39.1℃ ☆
      12時  38.2℃
      14時  37.0℃
      17時  38.1℃
      18時  38.7℃
      19時  38.5℃
      20時  38.3℃ ☆

接種翌々日 6時  36.8℃
      10時  36.7℃
      13時  36.7℃
      17時  36.7℃
      21時  36.8℃

腕の痛み

腕の痛みについては、接種当日の就寝前〜接種翌日のお昼頃までがピークでした。痛みの程度は1回目とほとんど差はないように思いました。着替え等の日常生活には不便さを感じますし、寝ていても痛みを感じにくい体制を探してしまいます。

その他

前回は特に感じませんでしたが、頭痛もありました。ずーっと痛みが続くのではなく、たまにズキっとする痛みです。こちらは寝不足の影響かもしれません。

私の場合、腕の腫れや痒みはありませんでした。これも1回目の時と同じです。

さらに、倦怠感も出ました。食欲はなくずっと寝ていたかったです。(寝ていてもだるかったという状態です。。。)

また、副反応に関係あるかは分かりませんが、両足も筋肉痛のようなだるさがありました。

接種後・翌々日の副反応

続いて、翌々日の副反応についてです。

まず、先に書いた通り朝には熱は下がりました。37℃を下回ったのですが、平熱よりはまだ少し高い印象です。

腕の痛みは、少し落ち着きました。腕を上げると筋肉痛のような痛みが継続してあり、注射した付近を押すとこちらも筋肉痛に似た痛みを感じました。

ただ、着替えや日常生活に支障が出るほどではなく、我慢すればこなせるようになりました。

頭痛は接種翌々日になっても変わらず、時折ズキっと痛みました。

倦怠感は、発熱が治ったとほぼ同じタイミングで回復しました。

以降の副反応について

翌々日以降の副反応は発熱、頭痛、腕の痛みも無事に治り職場への出社も問題なくできました。

ただ、副反応の影響で接種翌日は食事も満足に摂らずにほぼ寝て過ごしたため、体調万全とはいかず疲れやすかったです。

1回目の接種後の副反応では、腕の痛みは1週間程度続きましたが、今回はすぐに違和感なくなりました。

モデルナアーム

モデルナアームと呼ばれる腕の状態については、おそらく私もなりました。

見落としてしまっても不思議ではない程度の症状でしたので、「おそらく」と思いました。ほんの少し違和感を感じたので、腕を見て、左右の腕を比べてみた結果、少し腫れているかもしれないと気づきました。

接種から5日後に腕のヒジのすぐ上のあたりが、ほんの少し腫れていました。腫れた部分の色はピンクっぽかったです。直径10cm程度の範囲で腫れていました。痛みや痒みは特に感じませんでしたが、腕を動かすと張りというか軽い筋肉痛のような感覚がありました。腫れ方は虫刺されをイメージしてもらえると近いと思います。

夜になって症状に気付いたのですが、翌日には元通りになっていました。

職場の同僚の副反応

1回目の接種の際にも職場の同僚の副反応について、記載しました。今回も狭い範囲ですが、副反応の症状を聞いてみました。

  • 発熱
  • 腕の痛み
  • 頭痛
  • 倦怠感

多かったのは、やはりこういった症状でした。

発熱に関しては、37.5℃の比較的軽い方もいれば、39℃を超える高熱が出ている方もいます。薬を服用して在宅勤務できる状態まで回復する方もいれば、薬を飲んでも38℃までしか下がらない場合もあるようです。それぞれどんな薬を飲んだのかは不明ですが、非常に個人差があることは確かです。

地域でファイザー製のワクチンを接種した方は、2回とも副反応は特になし、と非常に羨ましい場合もあるようです。

女性ではモデルナアームの症状が出ている方もいました。腕に拳大の腫れが出来て、その腫れがとても痒かったが、症状は数日で改善した、といった症状だったようです。

ニュースでも言われている通り、接種から1週間前後でモデルナアームの症状が出るようです。

ワクチン接種の副反応で免疫機能が低下していると、他の感染症にかかりやすくなることもあるようなので、接種前後の体調管理には気を付ける必要があります。

いかがでしたでしょうか?2回目の接種では1回目よりも重い副反応が出てしまうことが多いようです。

年齢や性別により、症状の出方は異なるとの情報もありますが、私の周囲ではどちらもあまり関係なく多くの方が38℃前後の発熱があるようです。解熱鎮痛剤は効果があるとされているので、不安であれば準備しておくことをオススメします。

これから接種を受ける方に、この内容が参考になれば、幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました