こんにちは。
今回は私の最初の投資経験について、ご紹介したいと思います。
投資経験と言っても、勤務先の福利厚生である持株会の利用になります。
この持株会に拠出した資産がほったらかし状態で2倍になっていました。
持株会について
まず、持株会について。
私の場合、自社の株を従業員が取得できるようにする従業員持株会制度と言って、会社の福利厚生で利用できるものでした。
毎月の給与・年2回の賞与から指定した金額が天引きされ、持株会で株を購入し配当金が出たら更にそれで株を購入していきます。
会社により制度はそれぞれだと思いますが、私の会社では奨励金として指定した金額の10%がついています。
実際に私がしたのは、最初に申し込みをしただけです。
申し込んだ後は、特に何もする必要はありません。あとは持株会の方で全部の処理を行なってくれます。
給料としてもらう前に引かれてしまうので、投資をしている感覚はほぼありません。また、始めた当時は自分の資産状況を確認する方法がなく、年2回届くハガキ以外で保有株数を確認する以外は何もできませんでした。
始めたきっかけ
きっかけは3つあります。
- 同期社員に誘われたから
- 奨励金が10%に上がったから
- 大学の先生に勧められていたから
「奨励金が10%になったから、始めよう!」と同期から言われたから。
これが申し込んだ一番のきっかけです。
この同期、奨励金が10%に上がったタイミングでみんなに同じように言っていたらしいのですが、今となってはきっかけをくれたことにとても感謝しています。
大学時代の先生は、みんなを応援する意味を込めて、卒業生が入社した会社の株はできる限り買ってくれているそうです。その話をしてくれた時に、社員には従業員持株会という制度があると思うから、使ってみるといいんじゃない。と教えてくれました。
聞いた時には、株買うぞと思っていたのですが、入社直後にはどうすれば良いのか全くわからず、しばらくしてからの申し込みになりました。
メリットとデメリット
メリット
私が感じたメリットについて考えてみました。
- 小額からの株式投資ができる
- 積立投資ができる
- 証券口座なしで始められる
- 奨励金がつくことが多い
小額から積立投資ができる。先に書いた通り、これが一番のメリットではないでしょうか?
会社によって設定できる金額は様々かと思いますが、無理のない範囲で投資できる、初心者に向いている投資方法だと思います。
また、株を保有するのに必須の証券口座がなくてもできるというハードルの低さもメリットと思いました。
デメリット
逆にデメリットに感じたこともあります。
- リスクが集中する
- 自由に売却できない
- 株を売却する際には証券口座が必要になる
勤めている会社に何かあった場合、収入もなくなり、保有していた株も価値が下落してしまいます。そういった意味で、リスクが集中してしまうことがデメリットとしてあります。
持株会だけに集中投資することは危険です。
また、自社の株式を保有することになるため、インサイダー取引にならないように売却するには事前申請が必要になり、決算発表前には売却禁止の期間が設定されています。この期間に株価が高いと悔しい思いをすることになります。
更に株を売却する際には、証券口座が必要になります。
大手の証券会社が指定されていて、その証券会社の口座が必要になります。
運用実績
実績としては、最初に書いた通り、10年で2倍以上になりました。
2020年12月頃のざっくりな金額では、250万円の拠出に対して、時価600万円以上になっていたと思います。
株なので当然ですが、売却時に利益の20%は税金として引かれてしまいます。
資産が減るのは悲しいですが、確実に増えたので満足しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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