ドイツの筆記具メーカーLAMYの人気シリーズ、AL-star(アルスター)、定番の色の他に毎年限定色を発表しているのはご存知ですか?
私が所有しているのは、2015年以降のモデルのみですが、2024年までの14色をご紹介したいと思います。
LAMY AL-starについて
まずはアルスターについて、ドイツの有名筆記具メーカーの製品です。
ボールペン、ローラーボール、万年筆とラインナップがあり、万年筆のペン先はスチール製です。
ベストセラー「ラミー サファリ」のボディをアルミ製にした人気モデルです。くぼみ付きのグリップやワイヤー式クリップなど、 「ラミー サファリ」 の特徴を踏襲しながら、ボディは若干太く仕上げられ、大人のユーザーがビジネスや生活の場で常用するのに適した仕様となっています。
https://lamy.jp/
カラフルな色とお手頃な値段で何本も揃えてしまう魅力があります。
好みの問題ですが、元のモデルである「ラミー サファリ」よりも軸が太いので持ちやすいと思います。また、材質もサファリでは樹脂製なところ、アルミ製となっており、重みも適度です。
サファリはカラーリングからもジュニア向けの要素もある万年筆です。一方、アルスターは仕事にも違和感なく使える大人向けのデザインです。
限定色 (2015年〜)
それでは、今までのアルスターの限定色を見てみましょう。
2015年 コッパーオレンジ
初めて購入したアルスターです。今まで知っていた定番カラーと比べて、明るく華やかな赤みのあるオレンジですね。
2016年 チャージグリーン
こちらも明るく限定にふさわしいカラーです。グリーンですが、黄色に近い色味になります。
2017年 パシフィック
この年の限定色は海をイメージさせる青です。ブルー系のインクが好きなので、このようなカラーの万年筆も好きです。
2018年 ヴァイブラントピンク
明るいピンク色になります。
2019年 ブロンズ
2019年はブロンズでした。2015年のコッパーオレンジと似た色をイメージしましたが、もう少し黄色味のある色になります。
2020年 トルマリン
2020年は安定の青系。定番カラーにはオーシャンブルーというまさに青!といったカラーもありますが、こちらは宝石のトルマリン色です。
正直、手に取ったときには、2017年のパシフィックとあまり変わらないのでは?と感じましたが、トルマリンはインクも発売されていて、セットで使えることを考えると良いのではないかと思います。
興味があったので、パシフィックとトルマリンを並べてみました。
いかがでしょうか?紙のストッパーがついている方がトルマリン、ついていない方がパシフィックです。正直、画像での差は本当に微妙と言えると思います。
2021年 コスミック、アズール
そして、今年の限定色は2色ありました。
色の名前を聞いてもピンと来なかったのですが、上位モデルのLxをイメージさせる高級感のある色ではないでしょうか。
ゴールド系がコスミックが、シルバー系がアズールです。
アルスターの限定色は、例年、前年の年末〜年明けにかけて限定色の発表があり、2月〜3月頃に販売開始となっていました。2021年は少しずれがあり、5月末の販売開始でした。
限定色が2色だったことも影響したのかもしれませんし、ラミーの方針の変更があるのかもしれません。
サファリは数年前から複数の限定色を発表するようになっているので、アルスターも限定色は複数になっていくかもしれません。
2022年 ホワイトシルバー
2022年に発表された限定カラーは、「ホワイトシルバー」です。
その名の通り、明るめのシルバーです。
シルバーって、定番カラーに既にありそう。。。と思ったのですが、近いと思われるのはシルバーではなく「グラファイト」。
黒鉛(鉛筆の芯)の色とのことで、金属光沢のある黒っぽい色です。
比較のため並べてみましたが、思っていた以上にグラファイトが黒く、ホワイトシルバーが明るい色なのがわかりました。
2021年の限定カラーが2色だったため、2022年はどうなるかと思っていましたが、限定カラーは1色でした。最近は限定カラーに合わせたインクの発売やカートリッジインクのノベルティーはなく、ペンケースがノベルティーとして付くようです。
ボディカラーに合わせたインク、楽しみだったので残念です。(もったいなくて、つかえないですが。笑)
2023年 ペトロール、ライラック
ペトロールは、過去にサファリで登場していたカラーで大人っぽい印象です。ライラックは、明るく可愛らしいカラーです。
店頭で案内していた担当者は、ペトロールは男性に人気、ライラックは女性に人気とおっしゃっていました。
2024年 ファイアリー、アクアティック
2024年の限定色は、グリップの色にも注目です。今までのアルスターは全て黒色のグリップでしたが、ボディの色に合わせたグリップとなっています。
また、クリップも黒色となり、今までとは印象の異なるデザインとなりました。
過去に発売された限定色
2014年以前に発表された限定色についても気になるところです。
私は保有しておりませんが「世界の筆記具 ペンハウス」さんの運営されている「逸品の小部屋 世界の筆記具ペンハウスWEBマガジン」https://ippin.pen-house.net こちらに記載がありました。
2010年 コーヒー
2011年 ルビー
2013年 シャンパンゴールド、オールブラック
2014年 ブルーグリーン
https://ippin.pen-house.net/lamy-alstar-se/
個人的にはルビーが気になりました。
アルスターの限定色は2009年から発表されているようですが、2009年の限定色については、確認できませんでした。
アルスターの限定色は毎年、春頃の発売で2020年までは店舗に購入に行っていました。この限定色に合わせたインクもボトルで発売されることが多いのですが、万年筆を購入するとこの限定色インクのカートリッジインクがノベルティでもらえることもあります。
ここも毎年集めてしまうポイントなのかと思います。
ほぼ毎年発表される限定色、すでに完売しているものも多いですが、もし出会えたらラッキーですね。
来年はどんな色のアルスターが仲間入りするのか楽しみに待ちたいと思います。
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