限定と聞くと、欲しくなるのはなぜでしょうか?
ラミーのアルスターシリーズ、2022年も限定の新色が登場しました。
毎年新しい限定色が発表される度に、増えていく定番の万年筆・アルスターについてご紹介します。
限定色 ホワイトシルバー
それでは、基本的な仕様から確認していきます。
限定色といえども、基本は「ラミーアルスター」です。
軸の色が限定色である以外は、仕様は同じです。
ラミー公式では、以下の通り紹介されています。
人気モデル「ラミーアルスター」の2022年限定色は、ソリッドなアルミの質感が際立つホワイトシルバー。
素材本来の色を活かしながらアルマイト処理で可能な限り白く仕上げたボディが銀白色の輝きを放ち、黒の半透明グリップパーツとのモノトーンコンビネーションはシャープで洗練された印象を与えます。ボディ:アルミ
グリップ:強化プラスティック
ペン先:スチール(カートリッジ・コンバーター両用式)
https://lamy.jp/products/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC-%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86
リフィール:カートリッジ LT10(全7色)
コンバーター LZ28
商品番号:L25WS
金属光沢があり、名前の通り明るい色となっています。
過去にはビタミンカラーやネオンカラーといったカラフルな限定色のアルスターが続いていましたが、2021年・2022年と続けて、アルミボディの光沢を活かしたカラーとなりました。
同じデザインでボディが樹脂製のサファリはカラフルなカラーが多いことから、少し路線変更したのかと想像もできます。
アルスターはもともと大人っぽい印象があり、さらに今回の限定色は落ち着いた色合いであることから、ビジネスシーンでの使用もおすすめです。
定番色・過去の限定色との比較
ホワイトシルバーと名付けられていますが、銀白色に分類したら似た色が既にあるのではないか?と思った方も多いかと思います。
そこで、定番色と過去の限定色に似た色がないか、比較してみました。
最も近い色は、定番色でグラファイト、過去の限定色ではアズール(2021年)でした。
シルバーはよくある定番カラーな印象ですが、アルスターにはありませんでした。
もしかしたら廃盤になっただけで、過去にはあったのかもしれませんが、現在はラインナップされていません。
グラファイトとの比較
まずは、もっとも近いと感じたグラファイトと並べてみました。
上がグラファイト、下がホワイトシルバーです。
いかがでしょうか?
グラファイトは黒鉛ですから、シルバーと表現するには黒色が強すぎると感じました。
ただ、グラファイトだけを見たら、黒色よりはシルバーと表現してしまうのではないかというような、絶妙な色合いとなっています。
グラファイト、アズールとの比較
次に、アズールも入れて3色で比較してみました。
上から、ホワイトシルバー、グラファイト、アズールです。
先の画像と照明が変わってしまい、画像の色合いが違うので判断が難しいかもしれません。
グラファイトは、先ほどの比較の通りホワイトシルバーよりも黒っぽい色合いです。
アズールはやや青みがかっており、並べるとこちらも近い色ではあるもののホワイトシルバーとは異なる色であることが確認されました。
定番化されてもおかしくない色です。
限定色ならではのノベルティ
毎年限定色が欲しくなる理由の一つに、ノベルティが挙げられます。
今回はボディカラーと同じ色のペンシースです。
ノベルティは数量限定のため、取扱のある店舗やオンラインショップが限られます。
なくなる前に欲しくなり、店舗へ出掛けてしまうのが恒例となっています。
私の場合、もらえたノベルティは、もったいなくて使わず保管しています。
過去にはボディカラーと同色のインクが発売され、そのカートリッジインクがノベルティとなっていた時期がありましたが、近年はペンシースが定着してきました。
カートリッジインクがノベルティだと、一部を使って残りを保管することができて、個人的には2倍楽しむことができました。
ホワイトシルバーをインクにするとどんな色になるのか、気になります。
アルスターには同じカラーでローラーボールとシャープペンシルがあり、この2点のノベルティは、万年筆とは異なります。
2022年のラミーアルスターの限定色・ホワイトシルバーについてご紹介しました。
毎年の恒例で買ってしまう私と同じような方にはもちろん、まだアルスターを持っていない方の最初の1本としても使いやすいカラーです。
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