日本の国産万年筆三大メーカー

万年筆
Photo by Art Lasovsky on Unsplash

こんにちは。

今回は万年筆の国内三大メーカーのパイロット・セーラー・プラチナについて、ご紹介したいと思います。

国内のメーカーとして有名な三社、各社ともお手軽なモデルから超高級なペンまで幅広く扱っていますが、それぞれ特徴があります。

高級万年筆はまだ手が届かないこともあり、スタンダードなモデル中心の内容になります。

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パイロット

まずは他の筆記具でもお馴染み、パイロット!

パイロットといえば、カスタムシリーズです。

ペン先の種類もデザインも豊富でお好みの1本が見つかるのではないでしょうか。

パイロット カスタム 74 https://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/custom74/

スタンダードなモデルのカスタム74は、字幅の種類が極細字〜極太字が選べる他、軸のデザインもベーシックなものからインクの色が楽しめるスケルトンまで揃っています。

他にも気軽に使用できる鉄ペンやキャップレス万年筆も取り扱っています。

また、子供から大人まで使える万年筆「カクノ」も有名です。とてもポップなデザインで可愛い万年筆です。このカクノをきっかけに万年筆に興味を持った方、実際に買ってみた方も多いと思います。

税抜 1,000円と何本も買いたくなるお値段であることも魅力の一つです。

パイロット カクノ https://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/kakuno/

私自身、一番書き心地が気に入っている万年筆はパイロットのペンになります。

パイロットのペンは細い字幅のものでもスラスラと滑らかに書けるので、とても気持ち良く筆記できます。

セーラー万年筆

続いて、セーラー万年筆です。

セーラーは、コラボ商品や限定のデザインが多い印象があります。とても魅力的でついつい欲しくなるデザインが揃っていて、いつもお財布と相談することになってしまいます。

セーラー万年筆の代表作といえば、プロフィット・シリーズではないでしょうか?

セーラー万年筆 プロフィットスタンダード万年筆 https://sailor.co.jp/product/11-1219/

ペン先の刻印が細かくて、軸も握りやすい太さで安定していると思います。こちらも字幅が豊富です。

限定デザインのものは、カラフルな軸の色であったり使うだけでなく、飾っておいても楽しめます。私はちょうど昨年限定のセットを購入してしまい、何種類かを飾って楽しんでおります。

特殊なペン先、ミュージックや長刀研ぎが選べるペンもあります。

また、セーラー万年筆は、製品ももちろん素晴らしいのですが、日本橋高島屋さんの万年筆売り場のセーラー担当者様がとても魅力的です。
Twitterをされていて、万年筆やインクについての紹介や質問にも答えてくださいます。
今は直接お店に行く機会が減っていますが、同じ金額を支払うならこちらで購入したいと思います。

プラチナ万年筆

最後になりますが、3社目はプラチナです。

プラチナも高級筆記具のイメージがあります。高級感のある万年筆が揃っているのではないでしょうか。

プラチナの代表的な万年筆は、#3776センチュリーと思います。ペン先が大きくしっかりして、書きやすいです。また、ペン先にある穴、こちらがハート型になっています。

現在では製造上の理由からか丸型が多いですが、ハート穴と呼ばれるようにもともとはハート形状が一般的でした。

プラチナ万年筆 #3776 センチュリー https://www.platinum-pen.co.jp/products/fountain-pen/1464/

2年間もインク乾燥を防ぐと言われる「スリップシール機構」を組み込んだキャップも普段あまり万年筆を使い慣れていない方には、使いやすい機能ではないでしょうか。

また、プラチナには税抜価格300円という安さにびっくりする万年筆「プレピー」があります。

プラチナ万年筆 プレピー https://www.platinum-pen.co.jp/brands/preppy/

とてもカラフルで軸に合わせた色のカートリッジインクも揃っています。さらにインクの色を楽しめる軸がクリアなタイプもあります。

低価格にもかかわらず、センチュリーにも採用されている「スリップシール機構」がキャップに搭載されています。キャップは嵌合タイプ(パチンとはめるタイプ)なので、高価格帯のスクリュータイプのキャップほどの効果はありませんが、1年書かずともインクが乾かない仕様になっています。

万年筆ってどうなの?と気になっているけど、高いものは買いたくないという方にまず使ってみて欲しいペンです。ただ、価格が安いので、個体差が大きいと思います。購入する際はよく確認することをオススメします。

いかがでしたでしょうか?国内のメーカーは他にもありますが、私自身が使ったことのあるメーカーでもある三社についてご紹介しました。

この三社は万年筆メーカーであり、インクも販売しております。インクについても奥が深く、インク沼という言葉もあるくらいです。今後、インクについてのご紹介もできたらと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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