インデックス投資の始め方

日常生活
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こんにちは。

今回は、インデックス投資についてご紹介したいと思います。

インデックス投資は市場の動きを示す指数と同じような値動きを目指して運用投資手法です。

具体的な方法は、自分が設定した金額を決めた投資先・ファンドに淡々と積立していく投資方法で、初心者にも向いている投資方法と言えます。

初心者が最初に始めるには、「つみたてNISA」で積立投資を始めるのが最も良い方法だと思います。つみたてNISAは積立投資の中で税金が優遇される制度です。節税になるので、まずはこちらから検討してみてください。

私もまだ証券口座を開設し、投資を始めて1年程度であり、初心者です。運用実績については、期間が短すぎて参考にならないと思いますので記載は省略しますが、始め方と運用方法について書いてみたいと思います。

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投資を始める際に必要なもの

まず、インデックス投資に限らず、投資を始める際に必要なものを準備します。

証券口座です。

投資をするには、証券口座が必要です。まずは証券口座を開設しましょう。

ネット証券であれば、手数料も安く抑えられ、スマホで手軽に口座開設が可能です。

私は楽天ユーザーのため、楽天証券の口座を開設しました。楽天銀行を使っている方は、楽天証券が非常に相性が良く、副産物としてポイントも貯まります。

ネット証券であれば、他に大手のSBI証券も使いやすい証券口座と思います。

楽天証券もSBI証券もどちらも手数料は業界最安クラスです。それぞれ、積立設定や銀行口座との連携、取引ページの使いやすさには違いがあります。自身の使い方に合わせた証券口座を開設してください。

一例を挙げると、楽天証券は楽天銀行の口座からの入出金がとてもスムーズです。SBI証券では、積立設定の自由度が高いです。

あとは、投資資金があれば準備は完了です。

インデックス投資の始め方

次に投資の始め方です。

手順は、次の通りです。

  1. 投資する資産配分を決める
  2. どのインデックスファインドに投資するか決める
  3. 決めたファンドの積立設定を行う

投資する資産配分を決める

インデックス投資で最も重要な作業がこの資産配分を決める作業と言われています。この配分で将来のリターンが決まります。

どんな資産にどのくらい投資するか、正解はありませんが、値動きの大きな株式に全額投資するのはリスクが大きいので、現金や債券といった株式が暴落しても価値の下落が小さいものを組み合わせるのが基本です。

自身の年齢や家族構成でリスクの取り方には違いがありますが、100から年齢を引いた数字を株式の割合とするのが目安と言われています。

とはいえ、こちらは初めてから設定することも可能ですし、積立投資では最初から大きな金額を投資しないので、自身の状況に合わせて都度見直ししていくことができます。投資経験がない初心者はまずは慣れることを優先して、無理のない範囲の金額を投資してみることが大事です。

どのインデックスファインドに投資するか決める

次にどのインデックスファンドにどれだけ投資するか、決めます。この作業も初心者は何を基準にすれば良いのかさっぱりわからないかもしれません。私自身がそうでした。

投資は自己責任ですが、とっかかりとして私が参考とした例をご紹介したいと思います。

インデックス投資なので、分散投資できるファンドです。投資信託と上場投資信託(ETF)が選べますが、まずは管理が手軽な投資信託を選ぶと良いと思います。

全世界株式、全米株式、先進国株式、新興国株式、国内株式といった投資先になります。どの投資先を選ぶかによって、投資リターンが違ってきます。そして、投資信託を購入する際には手数料が安いファンドを選ぶことも重要です。

私の購入・検討したファンドは以下の通りです。どのシリーズとも全世界株式や全米株式等の投資先が揃っており、手数料は低コスト、純資産総額も十分な優良ファンドです。

  • ニッセイ<購入・換金手数料なし> シリーズ
  • eMAXIS Slim シリーズ
  • 楽天・バンガード・ファンド シリーズ

どのファンドを選んでも大差はないと思いますので、お好みで決めましょう。私は「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」をメインに積立しています。

決めたファンドの積立設定を行う

最後に決めたファンドを積立購入する設定を行います。

積立設定をせず、毎月自分で購入しても良いのですが、買い忘れ防止や自身の感情が入らないようにする意味でも有効です。

また、積立購入にクレジットカード払いを設定しておくと、ポイントが付与されたりと副産物としての効果もあります。あくまで、ポイントの獲得は積立投資の目的ではないので、あまりこだわりすぎないで良いと思います。

インデックス投資の運用方法

最後に運用方法です。

始める時に、積立設定をした場合には、ほとんどやることはありません。何もしないことを心がけることの方が大事です。

設定した金額を毎月積立する

積立設定をしていない場合は、毎月忘れずにファンドを購入します。積立購入を設定している場合は、投資資金を準備しておく。月々の作業はこれだけです。

定期的にリバランスを行う

インデックス投資の運用で大事な作業は、この定期的なリバランスです。

半年〜1年に一度のペースで積立た資産の割合を見直し・調整する作業になります。運用をしていくうちに投資を始める際に決めた資産配分からズレが出てきます。

市場が好調な場合は、株式の割合が増えすぎていることと思います。また、外国株式と国内株式を保有している場合は、外国株式が増えすぎているような場合が考えられます。

行う作業は、増えすぎた資産を売却、減ってしまった資産を購入して、決めた資産配分に戻します。増えた資産は売却しなくても、割合が小さい資産を買い増すことで調整してもOKです。投資を始めたばかりの頃は、金額も小さく資金の余裕もあるのであれば、買い増しが有効です。

投資を始めて最初のうちはあまり気にする必要がないということから、積立投資歴約1年の私はまだ実施していません。今年の年末でつみたてNISAの運用が1年となるので、リバランスをやってみようと計画中です。

暴落時にも積立を継続する

最後に、インデックス投資で大事なことは、株価の暴落が起きても売却せず、積立続けることです。暴落が起きると、投資した資産は大幅に減ってしまいます。そこで慌てて売却してしまうと、長期での運用ができず損失が出てしまう可能性が高まります。

暴落が起きても慌てずに、こつこつ積立していくことが必要です。そのため、初心者のうちはいきなり大きな金額を投資することはせず、例えある程度の投資資金を確保していても、小額から始めて自身のリスクへの耐性をつけていくことが大事です。

インデックス投資は、ほったらかし投資と表現されるように、積立して長期的に運用していくことで、利益を得ます。統計では15年以上の長期での資産運用では利益が出やすいので、15年以上の運用期間を取れる人にとっては手堅い投資と言えます。

私自身も最初は気になって、毎日価格を確認していました。これはメールの配信が毎日に設定されていたことも原因ではありますが、定期的な積立をして長期保有をする場合には、日々の価格確認は不要です。

毎日毎日価格が上がれば嬉しいですが、逆の場合もあります。確認するたびに自分の資産が減っていくのは、ストレスになりますし、金額が大きければ生活へ支障も出ます。長期保有のための積立なので、どんなに価格が上昇しても、また下落しても売却することは我慢しましょう。そのためには、忘れてしまうことが一番です。

最近は月一回程度価格と積立購入ができているかを確認する程度でいられるようになりました。長期で運用するには、この程度の距離感がちょうど良いと思います。

インデックス投資では、すぐに資産は増えませんが、20年後には今よりも大きな資産となっていることを信じて、積立を続けていく予定です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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