万年筆との出会い

万年筆
Photo by Aaron Burden on Unsplash

万年筆、皆さんは使ったことあるでしょうか?

私は、万年筆大好きです。文字を書くことがとても楽しくなる、素晴らしい筆記具だと思っています。

普段あまり使う機会がなく、周りで使っている人を見かけることも少ないです。
さらに、やはり普段使いにはボールペンが便利とは思いますが、万年筆の魅力について少しでもお伝えしたいです。

たくさんの万年筆を紹介したいのですが、まずは最初の万年筆について紹介します。

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万年筆の魅力

まず万年筆の魅力です。私が思う魅力はこちらです。

  • ペンの種類が豊富
  • 滑らかな書き心地
  • インクの色が豊富
  • 使い込むと書きやすくなる

ペンの種類が豊富

まず、ペンの種類についてです。

万年筆は多くのメーカーが販売していますが、ペンの軸のデザイン、ペン先の材質・字幅・硬さ・大きさは各社で様々です。

主に観賞用とも言えるような、ぶっとんだ金額のペンもありますが、最近では1,000円前後で買える万年筆も増えてきました。

ペン先の材質で書き心地は大きく変わりますが、まず低価格のペンについては間違いなくステンレスのペン先が使われています。ステンレスのペン先は硬いので、書くとカリカリと少し抵抗を感じますがシャープな文字が書ける印象です。また、ペン先が硬いこともあり、筆圧が強すぎても扱えるというメリットもあります。初めて万年筆を使うという方は、ペン先がステンレスのペンから使ってみることをお勧めします。

滑らかな書き心地

次に書き心地についてです。

ペン先がステンレスだと、ペン先のしなりが少なく滑らかとまではいきません。ステンレスでも太い字幅のペン先の場合、使っていくと滑らかになっていく傾向があります。

少し価格は上がりますが、ペン先が金のペン。そのままですが、「金ペン」と呼んだりします。こちらの場合は、ペン先が柔らかいので、書いた時にしなり、滑らかに文字を書くことができます。

一度体験すると、病みつきになる書き心地です。ぜひ一度でいいので体験していただきたいです。

インクの色が豊富

ペンの他にも、インクの種類も豊富です。万年筆を作っているメーカーはインクも作っていますが、インクのみを扱っているメーカーも存在します。同じブルーやブラックでも色合いが異なります。

また、万年筆のインクは液体であるため、ペンの字幅や書くときの筆記速度により陰影がつきます。同じインクでもペンを変えることで違った印象の文字を書くことができます。

ペンの種類とインク、この組み合わせを考えることも万年筆の魅力の一つです。

使い込むと書きやすくなる

そして、使っていくうちに持ち主の書き方の癖を反映した、より書きやすいペンへと育っていきます。

定期的に使用しないとインクが内部で乾燥してしまうため、管理には手間もかかることはデメリットになるかもしれません。ただ、手間がかかることで愛着がわき、大事に扱うことに繋がります。

最初の万年筆

私の最初の万年筆はこちらです。

白いペンが、最初に使ってみた万年筆です。雑誌の付録のため、メーカーはわかりませんがヨーロッパ規格のカートリッジが使用できるタイプでした。

黒い方が初めて自分で購入した万年筆です。こちらは国内メーカー・パイロットのプレラというモデルです。写真では黒色に見えていますが、軸色はブラウンです。
https://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/prera/

どちらもペン先はステンレスの低価格帯のペンです。

雑誌の付録に万年筆という意外さと、雑誌の価格で万年筆を入手できるのであれば使ってみたいと、当時の自分は感じました。なぜか偶然に衝動買いしてしまいました。そして、見事に魅力にハマりました。

正直、付録の万年筆はインクの出方と量が不均一で、あまり上手く書くことができませんでした。ただ使わないとインクが固まってしまうことと、何とかインクを使い切りたいという思いから毎日書く練習をしていました。

そしてカートリッジ1本を使い切ったところで、プレラを購入しました。

この時は、地方に住んでいたこともあり、万年筆を扱っているお店が近くにありませんでした。万年筆の取り扱いのある文具店を調べて、買いに行きました。

プレラを使った時は、万年筆の書き心地に感動しました。パイロットはインクの粘度が低くサラッとしている印象です。この特徴もあり、付録の万年筆よりも圧倒的にインクのフローが良くすらすらと書くことができました。

私の書く字は、美文字ではありませんが、万年筆を使って書くと濃淡が付くので少しだけかっこよく見えます。この点も万年筆を使っていて楽しいと感じるポイントです。

万年筆を使ってみたいと感じてもらえたら嬉しです。

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