キャッシュレス決済のメリット・デメリットとおすすめの組合せ一例

日常生活
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最近現金はお使いですか?私も考えてみましたが、ほとんど使っていません。おそらく最後に使ったのは数ヶ月前に花粉症で病院にかかった時かなと思います。

そこで、今回はキャッシュレス決済について、メリットとデメリット、最後に私が利用している組合せをご紹介したいと思います。

キャッシュレス決済を利用することで、ポイントを獲得できたり、割引クーポンを適用できたり現金よりもお得にお買い物できることもあるので、現金派の方も利用を検討してみてはいかがでしょうか?

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キャッシュレス決済

キャッシュレス決済とは、その名の通り現金を使わずに決済するサービスのことです。主なサービスはこちらです。

  • クレジットカード(デビットカード)
  • 電子マネー
  • スマホアプリ決済

メリットとデメリット

メリット

  • 現金を持ち歩かなくてよい
  • 利用額の一部が還元される
  • おつりがなくなる
  • 衛生的

まず、大きなメリットは現金を持ち歩かなくて済むようになります。当然、現金は使ったら減ります。減ったら必要分を銀行から引き出して使う人がほとんどだと思います。今では手数料が無料のサービスも増えてきましたが、毎回銀行の預金引き出しの手数料を支払っていたら、その分が削減できます。また銀行へ行く時間も削減できます。

クレジットカードやスマホのアプリ決済では、優待やポイント還元があることが多いです。現金払いで同じ金額を使用しても、キャッシュレス決済で支払った方が、手元に残るお金が多くなります。もちろん獲得したポイントは使わないと意味がなくなってしまうので注意です。

さらに、現金の受け渡しがなくなるため、おつりがなくなります。細かいおつりでお財布がいっぱいになることもなくなります。行列のできているレジで小銭を探して焦ることもなくなるでしょう。こちらも小さなことですが、時間の削減につながります。

4つ目として、衛生的です。誰が触ったかわからないお金を受け渡しすることは、感染症対策としてよくありません。最近のお店ではポイントカード等の読み取りもお客さん自身で行うシステムが増えてきています。接触の機会を減らせる点で、衛生的といえます。

デメリット

  • 非対応のお店もある
  • サービスの種類が多い
  • システム障害・停電で使用できない場合がある

一方で、デメリットもあります。

キャッシュレス決済サービスは普及してきてはいますが、対応していないお店も多くあります。お店としては現金での売上が理想なのでしょうし、頻繁に利用するお店が対応していない場合は仕方ないかと思います。

また、電子マネーやスマホアプリでの決済サービスはサービスが乱立して、どれを利用すれば良いのか判断に迷います。どのサービスを使うかはお好みですが、対応しているお店の数や日常生活での利用方法が選ぶ基準になると思います。電子マネーについては、交通系のものが使い勝手が良くオススメできます。

最後に、システム障害で使用できない場合。これは、実際には頻繁に発生するものではありませんが、発生した場合は深刻な状況になります。現金を持ち合わせていない場合は何もできません。
スマホアプリは通信ができないと決済できませんし、災害などで停電が発生した場合には、お店は現金しか受け付けてくれないこともあります。

もしもの場合に備えて、多少の現金は持ち歩く必要がありますが、キャッシュレス決済を利用することで、時間もお金も少しずつ節約することに繋がります。

キャッシュレス決済サービスの選び方と組合せ

クレジットカードもスマホアプリ決済も、非常に多くのサービスがあり、何を使えばいいのか迷ってしまうこともあります。それぞれの事情で最適なサービスはもちろん違ってきてしまいますが、選び方や組合せの一例をご提案します。

キャッシュレス決済サービスを利用するには、クレジットカードの登録または、銀行口座との紐付けが必要になる場合が多いと思います。クレジットカードを登録してサービスを利用する方が、還元率が大きくオススメです。

クレジットカードは、日々新しいサービスが生まれ、既存のサービスは変更され改悪されていくことが多いです。その時に最も使い勝手の良いカードを選んで利用するのが一番なのかと思います。新規発行によりキャッシュバックがあることも多いです。

月々の支払いに登録しているカードの変更や切替時の手続きを手間に感じない方は、定期的に見直しを行い還元率の高いカードを使用することをオススメします。

スマホアプリ決済を利用する場合は、相性の良いクレジットカードがあるので、複数のカードを利用することになると思います。

楽天カード+viewカード の2枚持ち

私は今まで楽天カードのみを利用してきました。切替の手続きが面倒に感じて頻繁に乗り換えることはしませんでしたが、今年新しいクレジットカードを追加しました。

追加したのは、viewカードです。おそらくJR東日本管内が生活圏の方であれば、還元率が良い組合せになると思います。個人的な意見になりますが、楽天カード以外にも大手携帯電話キャリアのポイントを貯められるカードであれば同様に利用できるのではないかと思います。

主な使い分けは以下の通りです。

主な生活費は楽天カードで支払い、公共料金の支払いとSuicaへのチャージをviewカードで支払います。さらに、楽天カードや楽天のサービスで獲得したポイントは、楽天Payでの支払いに使うようにしています。

今までは楽天カードだけで問題ないと感じていましたが、公共料金の支払い時のポイント還元率が1%から0.2%へ引下げられたこと、Suicaへのチャージをクレジットカードで行いたいと考えたことがきっかけになりました。

公共料金の支払い時のポイント還元率については、還元率の高い他のクレジットカードを利用することでも解決できますが、Suicaへのチャージをクレジットカード経由で行うためにviewカード以外の選択肢がありませんでした。今思えば、もっと早くにviewカードを使い始めていたらよかったです。

2020年4月から在宅勤務が増え、通勤費の支給体系が変わり、回数券を利用して通勤するようになり、どうにかしてクレジットカード決済で回数券を購入できないか?考えるようになりました。ICカードを利用して乗車するよりも、回数券を利用した方が出費が抑えられることがわかりました。

JRでは回数券の購入がクレジットカードでできるようになっていますが、私の利用している路線はクレジットカードでの購入はできません。そこでSuicaにクレジットカードでチャージしたところから、回数券を購入することで、間接的にクレジットカード決済となるようにしました。JRを利用していればSuicaを利用して乗車するのが最も効率が良いと思います。

ただ、viewカードもサービスの変更があり、改札でのオートチャージ以外のチャージの還元率が引下げられてしまいました。もう一点、チャージの残高が少なくなってきた時には改札を通過しないといけないのが、デメリットと思いますが、職場の自動販売機でもSuicaが利用できるようになってきたこともあり、使い勝手は良好です。

不要不急の外出の自粛や会食の自粛、リモートワークの推奨といった社会の変化でお金の使い方にも変化があったのかと思いますが、昨年まで実施していた消費税増税対策のキャッシュレス還元制度によるキャッシュレス決済の対応やスマホによる決済が普及してきたことも影響していると思います。

自由に外出、会食できる機会がきた際には、仲間内の食事代の支払いもキャッシュレスになっていた。なんていう社会も近いのではと考えています。

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